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Google Workspace ストレージポリシー変更を延期

はじめに

2021年6月1日よりGoogle Workspace のストレージ消費ポリシーに変更が入ります。ご存じの方は少ないかもしれませんが、GoogleフォーマットのドキュメントやスプレッドシートはGoogleドライブの容量を消費しない仕様となっていました。さらには、個人向けのサービスでも提供されていたGoogleフォトも容量無制限でした。

なぜ変更が入る?

2021年4月13日公開のGoogle Workspaceのアップデートブログによると、「ユーザーがアップロードするコンテンツの量はかつてないほど増えており、実際、Gmail、ドライブ、フォトには合計 430 万 GB を超えるコンテンツが毎日アップロードされています」と記載があります。結局大盤振る舞いした結果インフラが耐えられなくなったということでしょうか。。。いくらストレージコストは安くなってきているとはいえとてつもない量がアップロードされてしまっているようです。

どんな影響が

今回発表された更新記事では、高画質な写真のみが消費容量としてカウントされるとありますので、有料のGoogle Workspace をご利用いただいている企業様においては、そこまで写真データを保管されていないのではと思っており影響としては少なく済むと予測されます。すでに登録済みのデータは変更が入らない限り容量消費の対象とならないとのことでした。また個人向けのサービスは当初の予定通り、21年6月1日から新規作成したファイルや、更新したファイルが容量消費の対象となるそうです。

対応ファイル

まとめ

G SuiteからGoogle Workspace になって容量無制限が撤廃されました。Google Workspace のEnterpriseファミリーでは、ストレージ容量実質無制限とうたわれていますが、Google社への申請が必要であり確実に容量増の許可が下りるわけではないようです。またこの処置が延期されるのは、2022年1月までですので今のうちのGoogle Workspace のご利用方法を検討しておくと良いかもしれません。